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【通訳案内士の特典】ガイド証を提示すると入館料が無料に!?

通訳案内士
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全国通訳案内士試験に合格し、全国通訳案内士として登録すると、身分証明として「通訳案内士登録証(通称:ガイド証)」が発行されます。このカードは、観光ガイドとして活動するときに必須のものですが、実は“ちょっとした特典”もあるのをご存じでしょうか?

1. ガイド証とは?

ガイド証はプラスチック製のカードで、氏名・登録番号・有効期限・対応言語などが記載されています。観光施設で「私は国家資格を持つ通訳案内士です」と証明するものです。

全国通訳案内士試験に合格したあと、都道府県に登録申請を行うと発行してもらえる仕組みになっています。

2. ガイド証で受けられる特典

一部の観光施設や美術館・博物館・庭園では、ガイド証を提示することで 入館料が割引、あるいは無料になる ことがあります。下記、注意点に留意する必要があります。

  • 施設ごとに対応が違う:全国一律のルールではありません。
  • 外国人を同行していることが条件 になる場合が多いです。
  • 下見(事前調査)での無料入館を認めている施設もありますが、事前に確認が必要です。
  • 割引や免除は ガイド本人のみ が対象です。お客様の料金は変わりません。

ほかにも、各地の寺社や博物館で同様の制度が設けられています。

3. ガイド証で無料・割引になる主な施設(東京都)

代表施設特典内容
東京国立近代美術館(MOMAT)外国人同行で無料(所蔵作品展のみ)
スカイホップバス東京外国人同行でガイド無料乗車
浜離宮恩賜庭園外国人同行でガイド無料入園
パナソニック汐留美術館ガイド証提示で無料
東京トリックアート迷宮館ガイド証提示で無料
旧芝離宮恩賜庭園外国人同行でガイド無料入園
物流博物館ガイド証提示で無料
東京タワー外国人同行または下見で無料

その他の施設、最新情報は東京都のサイトへ

4. ガイド証をフル活用しよう!

ガイド証は、単なる身分証じゃありません。
施設によっては 無料で入れる・割引になる というお得な特典があり、ガイド活動のコストをグッと抑えてくれます。しかも、下見やプライベートで訪れるときにも使えば、ガイドスキルの研鑽にもつながります。展示をじっくり見たり、庭園を歩いて雰囲気を味わったりすることで、実際にお客様を案内する時の引き出しが増えるんです。

「お得に学べてスキルアップもできる」—— これこそガイド証の隠れた魅力。
せっかく持っているなら、どんどん活用していきましょう!

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Keropy
Keropy
えいごフロッグ管理人
世界中の人に、日本のことを知ってもらいたい、という思いで、ブログをはじめました! 2020年度、全国通訳案内士(英語)に合格。
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